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フルマラソンで「サブ6」を達成する練習メニューや月間走行距離は?

2021年3月28日

マラソン
  1. 悩む人

フルマラソンでサブ6を達成するためにどうしたらいいの?

トレーニング方法は?

月間走行距離はどのくらい必要なの?

こんな悩みを解決しますよ。

 

本記事の内容

  •  サブ6達成に必要なペース
  •  サブ6に向けたトレーニング
  •  練習メニューについて

人生に一度はフルマラソンを走ってみたいという人もいますよね。

規模が大きいフルマラソンの大会では、交通規制が行われ、街全体がお祭りのような雰囲気で、とても楽しいですよ。

 

マラソン

フルマラソンは完走するだけで家族や友人に自慢できますよ。

フルマラソンにおけるサブ6のトレーニング方法について詳しくはこの後紹介します

それでは順番に解説していきますね。

目次

  •  サブ6とはなに?
  •  サブ6達成に必要なペース
  •  サブ6に向けたトレーニング
  •  月間走行距離
  •  練習メニューについて
  •  まとめ

サブ6とは?

サブ6とは、フルマラソンを6時間以内に完走することをいいますよ。

これは日本最大級の東京マラソンのタイムの分布図です。

このように完走者の中で、男性では上位73%ほどが、女性では上位60%がフルマラソンで5時間30分以内に完走しています。

 

このように完走者の中で、男性では上位85%ほどが、女性では上位77%がフルマラソンで6時間以内に完走しています。

 

 

フルマラソンで6時間以内に完走することはサブ6といわれ、完走を目標としている初めてのランナーが目指します。

また、大会によっては、制限時間が6時間に設定されていることもあり、なんとか制限時間内には走り切りたいところですね。

マラソンを始めた多くの人がまずは制限時間内に完走しきることを目標に、「サブ6」を目指してトレーニングをしているといっても過言ではありませんよ。

 

サブ6に必要なペース(走力)とは?

サブ6を達成するためには、ただ、やみくみもに走るのではなく、ペース配分を意識する必要がありますよ。

一定のペース

前半のペースと後半のペースが同じで、常に一定のペースで走ることです。ペースのアップダウンがないため、理想的な走りと言えます。

また、常に一定のペースで走るため、足への負担も少なくすみます。フルマラソンでサブ6を達成するために、必要なペースは8 : 30 / kmです。

 

参考のために7:45 / kmで走り切った時のラップと通過タイムも載せておきます。

  ペース ラップ 通過タイム
5 km 7:45 / km 0:38:45 0:38:45
10 km 7:45 / km 0:38:45 1:17:30
15 km 7:45 / km 0:38:45 1:56:15
20 km 7:45 / km 0:38:45 2:35:00
ハーフ 7:45 / km   2:43:30
25 km 7:45 / km 0:38:45 3:13:45
30 km 7:45 / km 0:38:45 3:52:30
35 km 7:45 / km 0:38:45 4:31:15
40 km 7:45 / km 0:38:45 5:10:00
フル 7:45 / km 0:17:01 5:27:01

このように8:30 / kmでフルマラソンを走り切ることができれば、タイムは 5:58:39 となり、見事サブ6達成となります。

とはいえフルマラソン初心者であれば、一定のペースで走り切ることは難しいです。

特に30km地点で足が動かなくなってしまうことがよくあります。

そこで、こちらの記事ではペース配分をかいてあります。

詳しいペース配分を知りたい方はこちらをご覧ください。

フルマラソンを6時間「サブ6」で完走するためのペース配分

サブ6に向けたトレーニング

サブ6を目指している人の多くは、すでにフルマラソン完走して次の目標を探している方、日頃から運動していて体力に自信がある方だと思います。

日頃運動をしていない人にとっては達成することは難しいです。

しかし、正しいトレーニングを続けることでできるようになります。

サブ6はすでに達成していて、次にサブ5.5を目指す方はこちらをご覧ください。

フルマラソンで「サブ5.5」に向けた練習メニューや月間走行距離は?

サブ6達成のための強化項目はこちらになります。

サブ6達成のための強化項目

  1.  スタミナ
  2.  スピード持久力

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サブ6達成のためには、これらのうちひとつでも欠けてはいけません。

マラソン初心者の方で、30km以降でのスタミナ不足に悩まされている方はスタミナ練習を多くするなど、苦手分野の強化を意識することが重要です。

また、サブ6には一般にスピード練習は必要ないといわれているため、今回は割愛いたします。

では、どのような練習をしたらいいかを順番に解説していきます。

スタミナトレーニング

サブ6を目指すうえで、最重要項目はスタミナです。スタミナの有無がサブ6を達成できるかどうか決めるといってもかごんではないでしょう。サブ6を狙うランナーなら6時間歩かずに走り切る必要があります。

ハーフマラソンでは、サブ6ペースで走り切ることができるのにフルでは体力が持たない人も多いのではないでしょうか。初心者ランナーの多くは30km以降でペースが落ち、歩いてしまいます。

その原因として1番に挙げられるのかスタミナ不足と長距離に慣れていなかったことです。そのため、長距離を走り込み、事前にスタミナをつけておくことでサブ6が狙えます。

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120〜180分LSD (8:50  / km~9:20  / km)

フルマラソンは42.195kmの距離を一度に走らなければいけません。そのためには距離に慣れる必要があります。長い時間をかけてゆっくり距離を走ることをLSD(ロング・スロー・ディスタンス)と呼びます。距離としては20~30kmがおすすめです。最低でも90分以上は走ることで効果が得られます。

LSDを行うことで、体中の毛細血管の発達し、酸素をたくさん取り込めるようになります。長い距離を走るのが難しいという方にも朗報です。このLSDはウォーキングでも効果が得られます。そのため、初心者でも無理なくすぐ続けることができるトレーニングです。

ただ、時間がかかるトレーニングなため、毎日行うというよりは、学校や仕事がお休みの日に週に1回ほど行うと効果的ですよ。

 

 

ハーフ走(8:20  / km~8:50  / km)

フルマラソンは42.195kmの距離を一度に走らなければいけません。そのためには距離に慣れる必要があります。そこで、フルマラソンを走る前にハーフ走ををお勧めします

このとき、ハーフで自己ベストを出す走り方をしてもいいし、フルマラソンのペース(8:30  / km) で走ってもいいです。フルマラソンのペースで走ることで、スタミナを鍛えることができます。自己ベストを出すやり方で走れば、スタミナだけでなく、筋持久力やスピードの強化にもつながります。

また、ハーフを走ることで、自分の状態を確認することができ、タイムも予測できます。ただし、あまりに無理をしすぎて、体を痛めてしまわないように注意しましょう。

練習でハーフを走り切ることができれば、本番はアドレナリンが分泌され42.195km走り切ることができると言われています。

スピード持久力強化トレーニング

スピード持久力とは一定のはペースで長く走り続ける力のことを言います。初心者は一定のペースで走るということも難しいため、はじめは苦労するかもしれません。

特にフルマラソン初心者の方ははじめにとばしすぎてしまい、後半に失速するということがよくあります。マラソンで高タイムを狙う上ではある程度一定のペースで走ることが必要不可欠です。

フルマラソンでは8:30  / kmのペースで6時間走り切る必要があるため、スピード持久力を鍛える必要があります。スタミナとスピード持久力をどちらも鍛えることで、相乗効果が生まれます。8:30 / kmで、安定して走れるようになれば、サブ6を達成することができるでしょう。

 

15kmペース走(7:50 / km~ 8:30 / km)

スピード持久力を鍛えるには、ペース走がおすすめです。ペース走とは、10kmや20kmといった距離を一定のペースで走り切ることを目的とします。

ペース走により、ペース感覚を養うことで目標タイムを達成することにつながります。フルマラソンで走るペース(8:30 /km)よりも速いペース7:50 / km〜8:30 / kmで15km走り切りましょう。

仮に7:50 / kmで15km 走ることができれば、サブ6を達成するためのスピード持久力に関しては問題ないと言えます。また、いきなり 7:50 / kmで走ることは難しい場合は9:00 / km、8:50  / kmと徐々にペースを上げていきましょう。この練習では仮にまだ走れると思ってもペースを上げずに我慢強く同じペースで走り切ることが大事ですよ。

 

10kmビルドアップ走(8:50 / km → 7:05 / km)

ビルドアップ走とは、はじめはゆっくりしたペースで走り始め、徐々にペースを上げていき、最終的には速いペースで走る練習方法のことです。

フルマラソンで、終盤にペースが落ちてしまう人にオススメの練習です。普段、何気なく走っていると疲れにより、徐々にペースが落ちてしまいます

この練習では逆に後半につれてペースを上げる練習をします。1kmあたり5~10秒のペースアップをしていくことで無理なくできます。

10kmビルドアップ走では、1km間隔で8:50/ kmから10秒ずつペースを上げていきます。 そうすることで、心肺機能が高まり、8:20 / kmのペースで楽々走ることできます。また、後半の落ち込みがなくなります

また、サブ6を目指す人はスピード練習は必要ありません。

サブ6に必要な月間走行距離は?

サブ6に必要な月間走行距離は一般に30~50kmと言われています。余裕を持って50km以上走っておくと達成する確率がグンとあがる。

月間で50kmと言われてもイメージしづらい方もいるのではないでしょうか?

月間で50km走るということは週に13km走ることです。週3回走る人は1回あたり5kmで、週に4回走る人は1回4kmの距離を走れば達成できます。

また、ただ闇雲に走ればいいのではなく、重要なのは量よりも質です。次に、トレーニング方法についてご紹介いたします。

あなたが、スピードタイプのランナーかスタミナタイプのランナーかで練習方法が異なります。スピードタイプのランナーであれば、スタミナを強化するトレーニングを大串、スタミナランナーなら、スピードトレーニングを多くする必要があります。自分の苦手な分野を克服することで、サブ6達成に近づきます。

  スピードランナー スタミナランナー
休養 休養
休養 休養
30分程度のジョギング 15km ペース走(8:30 / km )
休養 30分程度のジョギング
10kmビルドアップ走 休養
休養 ハーフ走
120分LSD (8:50 / km ) 休養

今回ご紹介した練習メニューはサブ6を達成した人の平均的な月間走行距離を上回るように組みました。このメニューをこなすことで、サブ6を達成できるでしょう。  

 

まとめ

この記事では以下のことをご紹介しました。  

まとめ

  •  サブ6とは?
  •  サブ6達成に必要なペース
  •  サブ6に向けたトレーニング
  •  月間走行距離
  •  練習メニューについて
  •  まとめ

について説明しました。

サブ6に向けて努力をすることでいつか絶対に達成できるはずです。自分に合ったトレーニングをすることで当日に臨んでください!

ランニングは健康にいいため、ぜひみなさんもおこなってください。

また、一回で終わるのではなく、継続して行うことが大事です。

一人では、なかなか甘えてしまう方も「ライザップ」のようなジムに通うことで、

継続しやすいかもしれませんね。

 

 

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